長めの切れ端

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D600 を二年間使った後に D750 を一年弱使っての所感

題名の通りです.

Nikon デジタル一眼レフカメラ D600 ボディー D600

Nikon デジタル一眼レフカメラ D600 ボディー D600

2013 年の春から D600 を, 2015 年の春から D750 をそれぞれほどほどに使用したので, その所感を抜き出してみます.
使用用途はスナップ, 風景, 植物, たまにイベントといったところです. あまり激しい撮影は行っていないと思います.
以下, 長短所は D600 との比較によります.

D750 の長所

  • チルト式液晶がやっぱり便利
    • 三脚使用時にも便利
  • ファインダー内表示が明るい
  • ファインダー内に露出情報と水準器を同時に表示可能
  • AF 範囲, 点数が改善されている
  • 暗所での AF 性能が高い
    • グループ AF でさらに改善される
  • jpeg の高感度ノイズが少ない
  • ピクチャーコントロールにおいて, 明瞭度を操作可能
  • ピクチャーコントロール "フラット" が使用可能
  • 連写が秒間 1 コマほど高速
  • ボタンひとつで撮影画像の等倍表示が可能
  • 握り易い
  • ホントに若干だけ軽い

D750 の短所

  • 背面液晶の輝度の自動調整が不可能
  • ファインダー内水準器が光らないので, 場合によっては D600 に劣る
  • 右肩部の液晶に表示される情報が減っている
    • 個人的にはほぼ影響なし
  • ファインダー内の AF 枠が盛られている
    • 実際には反周りほど狭い
  • リモコン使用がモードダイヤル下では選択できず, info ボタンを押す必要がある

D750 の改善された箇所は操作性周りが多く, RAW の画質だけを比較するならば, 特別な差はないように感じました.
とはいえども, 愛機の使い心地は非常に重要なことなので, 個人的には D750 の満足度は高いです.

モードダイヤルや角形ファインダーが上級機のように改良されたなら, さらに満足度が高くなるのでしょうね.